今こそ向かえ!裁判傍聴の世界 ~裁判を傍聴するのはいつでも誰でもできます~

スポンサーリンク

皆さんの趣味は何ですか?

「何かを始めたいけれど、あまり時間がない」
「趣味を持ちたいけど、お金をかけたくない」
「休みが不規則なので、友達と予定が合わない」

そのような悩みを抱えている人に、ぜひおすすめしたい趣味が、ズバリ裁判傍聴です!

「え?裁判って、部外者も観に行くことができるの?」
「凶悪な犯人が近くにいるのは怖い・・・」
「整理券をもらうために、並ばなくてはいけないんじゃないの?」

そのように思っている人にも、ぜひ知ってほしい裁判傍聴についての手引です。

裁判所への入り方

裁判は基本的に、平日の朝10時から夕方4時頃まで行われています。

全国主要都市に裁判所があり、その中でも「地方裁判所」と呼ばれる建物の中には、自由に一般人も出入りすることができます。

事前予約も証明書の提示も必要ありません。(もちろん無料です!)

ふらっと行って「何かやってる?」という気持ちで入って、全然構わないのです。

入り口には、警備員が立っています。

何も言わず堂々と門をくぐると、裁判所によっては金属探知機が設置されていますので、指示に従ってカバンを預けて通過してください。

持ち込んではいけないものは、包丁などの危険物や、裁判の記録を録ることができるビデオカメラやボイスレコーダーのみです。

ただし、メモを持って裁判の内容を書き留めることは、問題ありません。

服装にも特に規定はありません。

スーツである必要はないのです。

ただし、女性があまりセクシーな格好をしていくと、少々目立ってしまうかもしれません。

法廷内では帽子を脱ぎます。(マスクはOKですが、たすきやハチマキはNGです)

裁判所に入ったらまず行うこと

裁判所の一階には、その日の開廷予定表が貼られています。(裁判所によっては冊子になって置いてある所もあります)

開廷表には、部屋番号・裁判が始まる時間と終わる時間・事件名・被告人の名前・担当裁判官の名前が書かれています。

この開廷表をもとに、どの順番で観て回るかの計画を立てることが、とても重要なのです。

一つの裁判所で、1日に何十件も同時に裁判が行われています。

基本途中の出入りが自由なので、裁判の途中で静かに抜け出して、席が空いていれば他の部屋に入っても構いません。

部屋に入る際には、窓に開閉式の小窓が付いていて、その小窓から中の様子を伺うことができます。

気になる事件をピックアップして観てもいいですし、マニアの中には好きな裁判官や検察官ばかりの裁判を追いかけて観ている人もいます。

裁判の種類

地方裁判所では、2種類の裁判が行われています。

まず一つ目は、民事裁判です。

民事裁判は、主に会社同士のトラブルを扱っています。

従業員が会社を訴えたり、団体である企業を訴えたりというような裁判です。

弁護士 vs 弁護士の間に、裁判官がいるという図式で、難しい用語ばかりが飛び交い、書面上でのやり取りが多いので、5分で終わってしまう裁判も多いです。

初心者が観るには、あまり見応えはありません。

もう一つは、刑事裁判です。

こちらは、一般的に事件を扱ったもので、悪いことをした人(被告人)がいて、検察官 vs 弁護士という図式です。

事件と言っても、大小様々です。

ニュースになるような事件もあれば、覚醒剤や窃盗など、日常に紛れてしまってニュースにならないような案件もたくさんあります。

人が傷つくような大きな事件の時は、裁判官の数も3人で、さらに重い実刑が下されるような事件では裁判員裁判が行われます。

話題になった事件は、傍聴人の数も多く、先着順や抽選になることがあります。

初心者におすすめは刑事裁判

初めて裁判傍聴を行う人には、刑事裁判がわかりやすくて臨場感があります。

特に大きな事件は、何日もに分けて裁判が行われるのですが、第1回目の公判を観に行くと、事件の概要が細く検察官の口から伝えられます。

その後、弁護士から事件に及ぶまでの背景が語られ、2日目以降に事件に関わる人たちが出廷して証言を述べたりします。

最終日の判決は、10分ほどで終わります。

傍聴を重ねていくほど、専門用語も覚えるようになり、大体の裁判の流れも掴めるようになっていきます。

裁判傍聴の醍醐味

人はなぜ裁判傍聴にハマるのでしょうか?

もちろん個人差はありますが、最初は怖いもの見たさで傍聴した人も、いつのまにか裁判の行方に心を惹かれてしまうようになります。

ニュースの見方も、ガラッと変わります。

テレビやネットのニュースが、いかに表面上のことだけをさらっと伝えているだけなのかが、わかります。

現実は、ドラマや映画よりももっと複雑で感慨深く、心の隙間に入り込んできます。

裁判の見方は、人それぞれです。

傍聴マニアと言われる人たちの中には、裁判官目線で観ている人もいれば、 検事を追っかけている人もいます。

傍聴を重ねるうちに、被告人に感情移入してしまう人もいれば、より一層被害者の身を案じ憤りを募らせる人もいます。

傍聴の仕方に、正解などありません。

ただし共通して言えるのは、裁判の傍聴を通して物事を公正に公平な目で、客観的に見る俯瞰力が身につくということです。

まとめ

いかがでしたか。

裁判傍聴の仕方について、お話してきました。

趣味が高じて、傍聴ブログを書いている人もたくさんいます。

「人は弱くてそしてずるい」ということを感じるかもしれません。

そして、明日は我が身ということも感じるはずです。

人がいつ被害者になるか、それとも犯罪者になるか。

それは、本当に紙一重なのです。

人間としての業や脆さを感じることができる裁判傍聴。

その門をくぐった時に、きっとあなたの人生観は変わることでしょう。

スポンサーリンク
Translate »